就職したい…
どうしたらいいの!?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
ずっとニート生活をしていると「就職できるのか?」「どうしたら無職を抜け出せるか」と悩みますよね。
実は今回、25歳の男性(Tさん)からこんな悩み相談を受けました。
Tさんの悩み相談
現在25歳の無職の男です。
高校を卒業後、しばらくアルバイトをしていましたが、2年くらい前にバイト先が潰れ、それ以来ずっとニートのような暮らしをしています。
最近になって就職活動をしたくなり仕事を探しています。
ネットで求人サイトをチェックしているくらいですが、やっぱりハローワークに行ってみたほうが良いのでしょうか?
ー中略ー
25歳でニートということを考えると、仕事を紹介してもらえないんじゃないかと不安になります。
正直言って就活が怖い部分もあります。
自分には、自慢できるような資格はないし、特技や実務経験もありません。就職する前に資格を取ったほうが良いですか?
あと、求人サイトをチェックしていれば、いつか良い仕事は見つかるでしょうか?
まとまらない文章ですが、アドバイスをよろしくお願いします。
※一部省略・内容を変更しています。
僕もフリーターから就職した経験があるので悩む気持ちはよくわかります。
この記事では、Tさんの相談内容に回答する形で「ニート(無職)から抜け出すためにできること」をまとめました。
- ハローワークの活用法
- 資格取得の必要性
- 就活が怖いを乗り越えるには
- 求人サイトの活用法
関連記事:ニートの就職におすすめの仕事と就活成功のコツ【正社員は無理と諦めないことが大切】
【ずっとニートで就活をするなら】ハローワークに行ったほうが良い!?
ハローワークは、国が運営する行政機関です。
そのため、検索できる求人の数は圧倒的です。
調査時点で、13万件近い求人が登録されていました。
この数がどれだけすごいかというと、人材業界大手のリクルートが運営する「リクナビNEXT」でさえ、ネットで閲覧できるのは1万件程度です。
つまり、民間企業が運営する転職サービスの100倍以上の求人が集まっていることになります。
求人がたくさん集まっているということは、それだけ就職チャンスも広がります。
なので、まずはハローワークの求人をチェックしてみるのは悪くない選択です。
また、ハローワークには若者を対象とした「サポステ」というサービスもあります。
15歳から39歳までの就労に困っている若者を対象にしています。
こちらに相談してみるのもひとつの方法です。
ハローワークを使うデメリットとは
ただし、ハローワークを使った仕事探しにはデメリットがあることも頭に入れておきましょう。
それは、
- ライバルが多い
- すべての求人が良い企業とは限らない
- 情報収集面で物足りない
ということです。
お話したようにハローワークは求人の数が多いですが、利用者の数も非常に多いです。
そのため、ライバルも多くなります。
また、求人数が多い背景には「求人掲載に費用がかからない」という理由があります。
つまり、掲載費用が発生しないため、
- 採用意欲が低い
- 広告にお金をかけられない
(財政状態がよくない可能性) - ブラック企業
など、質が高いとは言えない求人も掲載される可能性があります。
そして、このあとお伝えする「エージェント系の就職サービス」と比べると、情報収集の面で物足りない部分もあります。
もちろん、すべてのハローワーク求人がこうしたケースに当てはまるわけではありません。
ですが、ハローワークにもメリットやデメリットがあり、
就職=ハローワークに行く
という方法だけではない、ということは知っておきましょう。
おすすめは、ハローワークと民間企業の求人サイトやエージェント系サービスを併用することです。
【ずっとニート状態を抜け出すには】資格を取ったほうがいい!?
しかし、ずっと無職だからと言って「資格がないと就職できない」ということはありません。
就活において資格は、あくまでもプラスアルファの存在です!
ニートや無職から就職する方の多くは、スキルや経験に不安を抱えていると思います。
「資格を取得したほうが良いかも」と考えますよね。
もちろん、資格をもっていれば就活で有利になるケースはあります。
ですが、ニートや無職といった「未経験者」を採用する企業が重視するのは、
- 将来性
- バイタリティ
- 人間性
- 指導のしやすさ
といった人間的なスキルです。
いくらたくさん資格を持っていても、熱意がなく人間性が合わないと評価されると、内定を取ることは難しくなります。
実際、企業が「資格」を重視する割合はわずか9.5%。
企業が採用基準で重視する項目と学生が面接等でアピールする項目(複数回答)より
- 人柄 92.2%
- 自社・その企業への熱意 74.8%
- 今後の可能性 66.9%
- 性格適性検査の結果 44.2%
- 基礎学力 38.0%
以下省略
- 取得資格 9.5%
引用元:リクルート就職白書より抜粋
人柄や熱意、可能性と比べると、非常に少ない割合です。
なので、資格取得を目指すのなら、「あくまでもプラスアルファ」ということは頭に入れておきましょう。
資格取得の注意点
もしも「就活に有利だから資格を取っておきたい」と考えるなら、これだけは注意してください。
例えば、
- 簿記検定
- TOEIC
- MOS検定
- エクセルやワード
パワポ
などは、一般的には「使える資格」と言われています。
きっと、勉強しようと思う方は多いはずです。
しかし、あなたは本当にその資格を使った仕事がしたいのでしょうか?
また、その資格を取ることでどんな仕事に繋がるかきちんとリサーチできているでしょうか?
もしも、
仕事があるはず
楽しく仕事ができそう
など、ふんわりした考えで資格取得を目指そうとしているなら要注意です。
ニートや無職からの就職を有利にする目的で資格取得を目指すなら、
とりあえず資格を取得する⇒なにか仕事を見つける
ではなく、
やりたい仕事がある⇒必要な資格を取得する
というようにゴールから逆算して資格取得を考えることが大切です。
資格にこだわりすぎると、「時間と労力をかけたのに就活のプラスにならない」という事態になりかねません。注意してくださいね。
関連記事:【フリーターやニートの就職に資格取得はあり!?】知っておきたい資格の見極め方
【ずっとニートだったから就活するのが怖い】怖いときは成長のチャンス
残念ながら特効薬はありませんが、考え方を変えることで恐怖心を和らげることはできます!
就活が怖くて一歩が踏み出せないときは、
- 就活が怖いのはみんな同じ
- 怖いときは成長できるチャンス
と考えてみてください。
「ずっとニートだから就活怖い」「無職期間が長いから不安」という方は多いと思いますが、就活や転職が怖いのはみんな一緒です。
新卒で就活をしている人も
と思っているかもしれませんし、転職をする社会人も、
と悩んでいる人だっています。
誰にとっても、新しいチャレンジは恐怖なんです。
また、恐怖を感じるということは、一回り成長できる証でもあります。
人は、未知の領域に恐怖を感じます。
いつも同じことを繰り返していたら、たしかに楽です。
しかし、怖いかもしれませんが、自分が知らない領域に一歩踏み出すことで、新しい出会いがあったり、新しい経験を得ることができます。
そして人間は、成長できます。
なので、ニートを抜け出すには恐怖はつきものと考えてみてください。
そして、その恐怖を乗り越えれば、必ず強い自信がつきます。
就活が怖いという方は、【就職したいけどハロワに行くのが怖い】そんなニートが知っておきたいことという記事も併せて読んでみてください。
【ずっとニートから就職するには】求人サイトをチェックしていれば良い仕事は見つかる?
しかし、求人サイトだけではなくエージェント系のサービスも活用して就活を進めていきましょう!
先にお話したように、ハローワークに行ったことがない場合は、まずはハローワークで仕事を探してみるのも一つの方法です。
そして、僕がおすすめしたいのは、
- 求人情報サイト
- エージェント系サービス
を併用して情報収集をすることです。
ここで言う求人情報サイトというのは、リクナビNEXTやマイナビ転職といった求人を検索できるサービスです。
そして、エージェント系サービスというのは、有名所で言うと
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
といった、キャリアアドバイザーに無料でサポートをしてもらえるサービスです。
そもそもニートや無職からの就活は、新卒の就活や転職に比べてハードルが高いですし、孤独になりがちのためモチベーション維持も大変です。
ひとりで悩んでしまうとネガティブになりやすいので、就活に挫折する可能性も高くなってしまいます。
なので、就活を挫折しない環境を整えることが実は非常に大切です。
幸い今は、未経験者の就活をサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などを利用すれば、就職に詳しいキャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーが無料でサポートをしてくれます。
エージェント系サービスが就活を楽にする
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが
好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに
合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
もちろん、エージェントを使えば絶対に就職できるわけではないですし、「就活はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、「未経験者」をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。