就職したいけど、
正社員は厳しいかも…
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
既卒のまま3年の月日が経過すると、
- 正社員になれないのでは?
- 将来どうしたらいい!?
- 一生フリーターかも
と不安になりますよね。
実は僕もフリーター生活を経て就職した経験があるので、その気持ちはよくわかります。
「3年」は区切りの良い期間ですし、大卒で既卒3年だと20代も中盤です。
焦りが募りますよね…
しかし、僕の経験から言わせてもらうと、既卒3年目はまだまだ就職チャンスがたくさんある年代です。
もちろん、新卒と比べれば就活は難しいですが、諦めずにきちんと就活を進めれば正社員になるチャンスはいくらでもあります。
大切なのは、以下の3つのポイントを押さえて就活を進めることです。
- 「反省」と「今後」に
フォーカスする - 「企業が既卒者に求めること」
を理解する - ひとりで悩むのはやめる
【まずは知っておきたい】既卒3年目でも就職チャンスがある理由
もしかすると、
就職チャンスはあるって本当!?
と疑問に思った方もいるかもしれません。
そこでまずは、3つのポイントをお話する前に、既卒3年目にも就職チャンスがある理由についてお伝えします。
先にお話しましたが、既卒の就活は決して簡単ではありません。
厚生労働省が発表している「フリーターの就職率」を見ても、フリーター歴3年を超えると57%程度。
フリーターの正社員転職状況より
- フリーター歴半年 72.5%
- フリーター歴1年から2年 60.0%
- フリーター歴3年超 57.0%
あくまでもデータ上の話ですが、10人に4人は就職できない状況です。
とは言え、現在は
- 人手不足
- 少子高齢化
- 雇用意識の変化
などが原因で、既卒者やフリーターなど「未経験者」を採用する企業は増加傾向にあります。
例えば、既卒者が就職しやすい「中小企業」では、人手不足が深刻化していることをご存知でしょうか?
日本商工会議所が調査したデータでは、約半数の中小企業が人手不足を抱えています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手が足りないということは、当然「採用のハードル」が下がります。
採用のハードルが下がるということは、職歴や経験がない既卒者やフリーターにもチャンスが生まれます。
また近年は、大卒の新卒よりも「第二新卒者」「高卒の新卒」の人気が高いこともわかっています。
求める人材について【複数回答】
- 即戦力となる中堅層、専門家 62.0%
- 一定の経験を有した若手社員(第二新卒等) 60.3%
- 新規学卒者(高卒) 40.3%
- 新規学卒者(大学卒、既卒) 37.9%
- 一般職層・非専門的な人材(パート・アルバイト等) 37.1%
- 管理職経験者 15.3%
- その他 3.2%
引用元:日本商工会議所より
これは、新卒採用や大卒にこだわらない企業が増えている証拠です。
つまり、「既卒3年目」という経歴がマイナスに働くケースが少なくなっているわけです。
いずれにしても、たとえ既卒3年目でも就活を頑張れば報われる環境ができています。
関連記事:フリーターや既卒は人生終了だと思ったら読む記事【諦める必要はない理由も解説】
【これだけはおさえよう】既卒3年目の就活を成功させる3つのポイント
- 就活で大切なのは「反省」と「これから」
- 「企業が既卒者に求めること」を理解する
- ひとりで悩むのはやめる
既卒3年目の就活では「反省」と「今後の意気込み」が大切
1つ目のポイントは、「反省」と「今後の意気込み」が大切だということです。
既卒3年目で就活する場合、
どう説明したらいい?
面接が不安だな…
と頭を悩ませる方は多いはずです。
そこで押さえたいのは、既卒3年目のマイナスをきちんとフォローできるように準備することです。
もしかすると、就活の面接等では、
- 経歴やスキルは盛るべき?
- 既卒歴は嘘をついて
ごまかしたほうがいい?
など、過去のマイナスを隠そうとする方もいるかもしれません。
しかし、自分を偽ることに頭を悩ませるのは時間の無駄です。
なぜなら、嘘は見破れる可能性が高いですし、経歴やスキルを偽ってしまうと、あとで困るのは自分自身だからです。
それよりも、以下の3ステップを意識して、既卒のマイナス面をフォローできるように準備することをおすすめします。
- 既卒になった理由は
簡潔に話す
マイナスはきちんと認める - マイナスから何を学んだか
反省点などを伝える - 就職後の意気込み・
展望を熱く語る
このような流れで、「既卒になったフォロー」を準備しておくことをおすすめします。
例えば、面接官に
就職をしなかったのですか?
という質問を受けた場合は、以下のような回答を準備しておきます。
やりたい仕事が見つからず、就職先を決めないまま卒業してしまった。(事実を簡潔に伝える)
安易な気持ちで既卒になったことは後悔している。しかし、自分と向き合う時間が持てたことで本当にやりたい仕事が見つかった。(得たことや反省点)
今後は、少しでもはやく仕事を覚え、チームになくてはならない存在として活躍できるようにがんばっていきたい。(今後の展望)
既卒に関するマイナスな質問に対しては、反省点や展望を併せて回答することでポジティブな印象を与えることができます。
基本的に採用担当者や面接官は、「既卒になった理由」を質問することで、
- 信頼できる人材か
- マイナスを
プラスに変えられる人材か - やる気や熱意があるか
などを探っています。
とくに既卒3年目の求職者を採用する企業は、そもそも「きれいな経歴」や「高いスキル」を期待してはいません。
なので、嘘や背伸びをしたアピールをするよりは、「反省や得たこと」「今後の意気込み」をきちんと伝えられるように準備しておきましょう。
企業が既卒3年目の応募者に期待することを知る
2つ目のポイントは、企業が既卒3年目に何を期待しているかを知ることです。
お話したように、既卒者を採用する企業は、スキルや経験が無いことを前提に採用活動を行っています。
では、既卒者に対して企業は、何を期待しているのでしょうか?
それはズバリ、
- やる気や熱意
- 将来性
- 人柄
(指導のしやすさ・信頼度など)
主に以上の3つです。
転職サイトのリクナビNEXTが調査した「第二新卒を採用する理由ベスト5」を見ても、同じような結果が出ています。
【人事が重視する理由ベスト5】
- やる気 82ポイント
- ポテンシャル・将来性 79ポイント
- バイタリティ 74ポイント
- 社会人スキル 73ポイント
- 考え方が柔軟 60ポイント
※経験の浅い第二新卒を採用する理由ベスト5
引用データ:リクナビNEXTより一部抜粋
一般的に「第二新卒」というのは、新卒で入社した3年以内に退職し、再就職する人材を指します。
つまり、25歳前後までは、スキルや経験よりも人間的な部分が評価される可能性が高いわけです。
なので、面接等の自己PRでは、
- 就職に対する熱意を伝える
- 就職後の展望や目標を語る
- 人間性が伝わるエピソードを
用意しておく
といった対策が有効です。
ひとりで悩まずに既卒3年以上の就職をサポートしてもらう
最後3つ目のポイントは、就活をひとりで抱え込む必要はないということです。
既卒3年目の就活は、誰にとっても不安でいっぱいです。
- 仕事選びに自信がない
- 書類の書き方がわからない
- 面接が不安でしかたない
など、悩みのタネはいくらでもあります。
実際に僕も、何から手をつけていいかわからず、1度は就活を諦めフリーターに舞い戻った時期があります。
そんな経験から言えるのは、就活はひとりでがんばろうとしないほうが良いということです。
幸い今は、
- ハローワーク
(わかものハローワーク) - サポステ
- 就職エージェント
など、キャリアアドバイザーやカウンセラーなどに相談できる就活サービスがたくさんあります。
こうしたサービスを使ったほうが、断然就活は楽になりますし、モチベーションも上がります。
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが
好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに
合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
もちろん、エージェントを使えば絶対に就職できるわけではないですし、「就職活動はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、既卒者や未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。