就職できるか不安。。。
どうしたらいい?
長引いてしまった…
これから正社員になれる?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
就職したいと思っても、無職歴やフリーター歴が長いと不安になりますよね。
「もう就職するのは手遅れかも…」と悩む人もいるはずです。
実は僕もフリーターから就活をした経験があるので、その気持ちはよくわかります。
たしかに無職歴やフリーター歴、ニート歴などが長いと、就職が難しくなるのは事実です。
しかし、きちんと対処をして就活を進めれば就職チャンスは巡ってきます。
大切なのは、諦めずにトライすることです。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとにして「無職歴やニート歴が長い人のための就活対処法」をまとめました。
- 就活が難しい理由を知る
- チャンスを広げる就活対処法
- 就活に活用すべきサービス
を詳しくお話していきます。
関連記事:フリーターは何歳まで続けられる?【限界を感じたときの対処法】
【知っておきたい】無職歴やフリーター歴が長いと就職が難しい理由
では最初に、無職歴やフリーター歴が長いと就職が難しくなる理由を知っておきましょう。
ざっくりまとめると、次の3つの理由から就職が難しくなると言えます。
- 応募できる求人が減る
- 将来性に疑問を持たれる
- 不安を与える
就職が難しい理由を知っておくことで、就活を進める際の注意点が見えてきます。
応募できる求人が減る
1つ目の理由は、応募できる求人が減るからです。
無職歴やフリーター歴が長くなると、当然「年齢」は上がっていきます。
年齢が上がると、応募できる求人は減る傾向にあります。
実は現在、求人に年齢制限をかけることは雇用対策法により禁止されています。(参考:厚生労働省)
そのため、応募自体は何歳になっても可能な状態です。
しかし実際には、年齢が高くなると、
- 「年齢で落とされてしまう」
- 「書類選考にすら残れない」
といったケースが多いのが実情です。
基本的に無職やフリーターの方は、「未経験者向けの求人」に応募することになります。
20代中盤以降は、その未経験向けの応募可能求人が実質的にどんどん減っていくイメージです。
表面上は「何歳まで」と決まっているわけではありませんが、実際のところは
- 25歳くらい
- 30代はNG
- 20代後半まで
など、ある程度年齢を想定して採用活動をしている企業は多いと言えます。
とくに未経験者を採用する企業は、若い人材を欲しがるケースが圧倒的に多い傾向にあります。
そのため、無職歴やフリーター歴が長い年齢が上がった人材は、就職が難しくなってしまいます。
将来性に疑問を持たれるから
2つ目の理由は、無職歴やフリーター歴が長いと、将来性の面で採用担当者や人事に疑問を持たれるからです。
例えば、以下のような2人が面接にきたら、あなたはどちらに将来性を感じますか?
【Aさん29歳】
新卒で20代前半で
正社員になり
バリバリ働いてきた
【Bさん29歳】
新卒でフリーターになり
ニート生活も長い
何も実績がない
きっと、今後の活躍を期待できるのはAさんではないでしょうか?
安心して仕事を任せられそうですし、30代以降もますます飛躍しそうです。
一方Bさんは、1から仕事を覚えてもらう必要があり、将来的に成長してくれるかどうかも不透明と言えます。
もちろん、将来のことは誰にも分かりませんが、無職歴やフリーター歴が長いと第一印象はマイナスからのスタートになりがちです。
将来性の面では非常に不利になりやすいということは頭に入れておきましょう。
不安感を与える
3つ目の理由は、無職歴やニート歴が長いと、採用担当者や面接官が不安感をもつからです。
例えば、面接官や採用担当者は、
今まで正社員にならなかったのは
特別な理由があるからでは?
雇ったとしても、
またフリーターに逆戻りしない?
本当に正社員としてやっていける?
まわりと馴染める?
このようにいろいろな不安が頭をよぎります。
面接官や採用担当者は、人を雇うことに責任をもっています。
つまり、自分が採用した人材が辞めてしまうと、責任問題になるわけです。
そのため、無職歴やフリーター歴が長い人材に対しては、大きな不安を感じ、
難しいのでは!?
雇うとリスクがあるかも…
と、厳しい目で見てしまうわけです。
なので、無職歴やフリーター歴が長い場合は、採用側の気持ちを考えて就活を進める必要があります。
させないアピールを
準備しよう
こんな姿勢をもつことが非常に大切です。
【知って安心】無職歴やニート歴が長い人のための就活術
もしかしたらここまでの話を聞いて、
やっぱり就職なんて
無理かも…
と不安に思った人は多いかもしれません。
でも、大丈夫です。
逆に言えば、ここまでお伝えした「就職が難しい理由」を潰す対処をすれば、就職チャンスは確実にアップするからです。
- 早めの就活と効率的な仕事選び
- 適切なアピールを準備する
- 無職の利点を活かす
早めの就活と効率的な仕事選び
1つ目のポイントは、早めの就活と効率的な仕事選びをすることです。
お伝えしたいように就職が難しくなる理由のひとつは、応募できる求人が年齢と共に減っていくからです。
であれば、まずは一日も早く就活を進めることが何よりも大切です。
人間は過去に戻れない以上、「今」が一番若いことになります。
つまり、後になればなるほど就職チャンスは減る一方なので、今日動き出すことがポイントです。
例えば、
- スーツや革靴を新調
- 履歴書を買う
- 最低限の身だしなみを整える
- 転職サイトに登録する
など、なんでもいいので就職に繋がる1歩を踏み出しましょう。
そして、仕事選びは無職者やフリーターが就職しやすい求人にアプローチすることをおすすめします。
具体的には、
- 人手が足りない業界
- 未経験者を歓迎している職種
に目を向けましょう。
実は現在、人手不足の企業が増えていると言われています。
日本商工会議所が発表しているデータを見ても、約50%の中小企業が人手不足になっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
そして、人手不足の割合が多い業界は以下のとおりです。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
人手が足りないということは、それだけ求人が増えますし採用のハードルも下がります。
つまりこうした業界は、無職歴やフリーター歴が長い人にとって就職しやすい求人が多いことになります。
また、未経験者を歓迎する割合が多い職種もチェックしてみてください。
以下は、転職サイトのマイナビが調査した「未経験者歓迎の割合が多い職種」のデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者歓迎の割合が多い職種は、就職チャンスが多いだけでなく
- 研修等の充実
- 職場に馴染みやすい
(同期も未経験) - ステップアップしやすい
など期待ができるので、無職歴やフリーター歴が長い人にとっては大きなメリットです。
もちろん「この業界は嫌」「あの職種が良い」など希望はあると思いますが、就職しやすい求人にアプローチすることで就職チャンスは大きくアップします。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
適切なアピールを準備する
2つ目のポイントは、適切なアピールを準備することです。
お話したように面接官や採用担当者は、フリーター歴やニート歴が長い人材に対して、
今まで正社員にならなかったのは
特別な理由があるからでは?
雇ったとしても、
またフリーターに逆戻りしない?
本当に正社員としてやっていける?
まわりと馴染める?
こんな不安を感じます。
なので、前もって応募書類や面接のアピールに
- 無職やニートだった理由
- 正社員になる意気込み
- 自分の人柄や
コミュニケーション力
などを組み込んで準備しておくことをおすすめします。
たとえ無職歴やフリーター歴が長くても、
- その理由を正直に話す
- 学んだことや気付きを伝える
- 今後の意気込みを伝える
など、適切なアピールがあれば、面接官や採用担当者も過度な不安は感じません。
基本的に未経験者を採用する企業は、
- やる気や熱意
- 将来性
- 職場に馴染む人材か
などを重視するケースが多いので、人間的な部分をしっかりアピールすることが大切です。
無職歴やフリーター歴が長い場合、スキルや経験のアピールは難しいので、
- 就職後の展望
- 1〜3年後の目標
- どうがんばりたいか
など、「今後どうしたいか」をしっかり明確に伝えることをおすすめします。
無職やフリーターの利点を活かす
3つ目のポイントは、無職やフリーターの利点を活かすことです。
もしかしたら、
利点なんてあるの?
と思う方は多いかもしれませんが、実は無職やフリーターにも強みがあります。
それはズバリ、
- すぐ入社できる
- 素早い対応ができる
- 未経験である
以上の3つです。
基本的に新卒や正社員の転職者は、入社時期が決まっていたり、すぐには転職できない場合がほとんどです。
その点、無職やフリーターの求職者は、自分次第で今すぐにでも入社できますし、素早いレスポインスを返すことができます。
世の中には、
- すぐに入社してほしい
- 辞めた人の穴埋めが急務
- 早いもの勝ち
といった企業や求人も存在します。
つまり、素早い対応ができてすぐ入社できるということはひとつの強みになるわけです。
また、なかには「あえて未経験者を採用する」という企業も少ないながらも存在するため、未経験という弱みが強みに変わる可能性もあります。
いずれにしても、無職歴やフリーター歴が長い場合は、自分の強みを知ってその強みを活かせそうな求人・仕事で勝負することが大切です。
【就活が不安】無職歴やフリーター歴が長い人が活用したい就職サービス
さてここまで、無職歴やニート歴が長い人のための就活術をお伝えしましたが、もしかすると、
分かったけど
就活は不安だな。。。
と悩む方は多いのではないでしょうか?
- 自分に合う仕事がわからない
- アピールに自信がもてない
- 企業とのやりとりが不安
など、そもそも何から手を付けていいか分からない方もいるはずです。
僕もそうでしたが、フリーター歴やニート歴が長いなら就活で迷うのは当然です。
しかも、ひとりで悩んでしまうと悪い方向にばかり考えてしまいます。
なので、まずは就活をひとりで進めるのは止めましょう。
就活を挫折する原因になってしまいます。
幸い今は、未経験者の就活をサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などを利用すれば、就職に詳しいキャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーが無料でサポートをしてくれます。
エージェント系サービスが就活を楽にする
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、
こんなアピールが
好印象です。
こんな感じだったので
◯◯さんに
合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
もちろん、エージェントを使えば絶対に転職できるわけではないですし、「転職活動はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、「未経験者」をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
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このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。