人生終了かも。。。
お先真っ暗。。。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
フリーターや既卒の方のなかには、「もう巻き返しなんて出来ない、人生終わった」と不安になる人は多いと思います。
僕もフリーターから就職した経験があるので、悩む気持ちはよくわかります。
ですが、「フリーターや既卒は人生終了」というのは大きな間違いです。
なぜなら、諦めなければフリーターや既卒からでも就職するチャンスはたくさんあるからです。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとにして、
- 人生終了は間違いな理由
- 「フリーター=人生終了」と考えてしまう
原因と対処法 - フリーターから正社員になるコツ
をまとめました。
「フリーターや既卒=人生終了」が間違いの理由とは!?
ではどうして、「フリーターは人生終了というのは間違い」と言えるのでしょうか?
それは、
- 世の中は正社員以外は人生終わり
というほど厳しくない - フリーターが巻き返すチャンスは
いくらでもある
以上2つの理由があるからです。
正社員以外は人生終わりというほど厳しくはない
ところで、日本には現在約5,460万人の雇用労働者がいます。
そのうち、何人が正規雇用(正社員)かご存知でしょうか?
実は、正規雇用は3,423万人で、残りの2,036万人が非正規雇用なんです(※厚生労働省「非正規雇用の現状と課題」より)。
つまり、働いている人全体の約4割はアルバイトや派遣といった非正規雇用の人たちです。
もしも、「フリーターや既卒=人生終了」というのが正しければ、約40%の人たちは生きていけないことになりますよね。
そんな世の中、厳しすぎると思いませんか?
たしかに、非正規雇用は正規雇用に比べ、職が不安定だったり給料が少ない、待遇が悪いなど、マイナスはあります。
とは言え、正社員じゃなければ人生が終わりというわけではありません。
現に約4割の非正規雇用の人たちは立派に生きています。
実際に僕も、フリーター時代は最低限の暮らしをしていました。
フリーターや既卒から巻き返すチャンスはいくらでもある
また、フリーターや既卒になったら一生這い上がれないわけでもありません。
もちろん、新卒の就職を逃したりブランクが空くと、バリバリのエリートコースを目指すのは厳しくなります。
しかし、フリーターや既卒からやりたい仕事に就いたり、就職して幸せな暮らしをしている人はたくさんいます。
頑張り次第で巻き返しは可能です。
スラムダンクの安西先生が「諦めたらそこで試合終了だよ」と言っていたように、「フリーターや既卒は終わり」と諦めてしまったときこそ、本当に人生終了です。
裏を返せば、諦めなければチャンスはあるということです。
関連記事:【フリーターをやめたい】その気持ちは絶好の就職チャンスになる
【前向きになる】フリーターは人生終了と考えてしまう原因と対処法
もしかしたら、
やっぱりフリーターは
人生終わりでは?と
思ってしまう。。。
このように感じた人もいるはずです。
ここからは、フリーターは人生終了と考えてしまう原因と対処法を見ていきましょう。
他人と自分を比べる傾向が強いとフリーターに劣等感を感じやすい
フリーター=人生終了と考えてしまう原因のひとつが「他人との比較」です。
例えば、友人と自分を比較して、友人は
- 正社員でバリバリ働いている
- 給料を多くもらっている
- 恋人がいる
- 良いマンションに住んでいる
こんなふうに思ってしまったら、当然劣等感を感じますよね。
僕も同じように考えた時期があり、フリーターをしている自分の人生が惨めに思えました。
その結果、「フリーターの自分は終わりだ」と考えてしまうわけです。
比較がダメというわけではありませんが、世の中には必ず自分よりすごい人はいますし、隣の芝生は青く見えるものです(他人は良く見える)。
とくに、自分よりも優れた状況にいる人との比較は、人生がうまくいっていないときは、精神的に消耗するだけです。
それよりは、
- 過去の自分よりも成長しよう
- 明日はもっとがんばろう
というように、「自分自身に勝とう」というマインドを持つと気が楽になるはずです。
「失敗を次に生かす」という思考を持たないと人生終了と思いやすい
きっと、人生終了と思ってしまう人のほとんどは、フリーターや既卒になったことを「失敗」と考えているはずです。
そして、その失敗が人生を狂わせたと感じるのではないでしょうか?
たしかに、誰でも失敗するのは嫌ですし、出来ることなら成功オンリーの人生が良いですよね。
しかし、成功を手にした著名人の多くは、数々の失敗を経て次に生かすことで成功を勝ち取っていることをご存知でしょうか?
例えば、以下のエジソンの言葉はあまりにも有名です。
失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ
失敗は積極的にしていきたい。なぜなら、それは成功と同じくらい貴重だからだ。失敗がなければ、何が最適なのかわからないだろう
失敗をたくさんしたから、成功できたわけです。
なにもエジソンのように偉大になる必要はありませんが、「失敗を次に生かす」という考え方こそ人生を豊かにする鍵と言えます。
- 失敗を今後どう活かせそうか?
- フリーターや既卒になって
本当に失敗だったのか?
こんなふうに考えてみるのもおすすめです。
フリーターからの就活方法を知らないから人生終了と思ってしまう
お先真っ暗。。。
こんなふうに思ってしまう人の大半は、そもそもフリーターからの就活方法がわからないために「フリーター=這い上がれない」と思い込んでしまう可能性が高いです。
例えば、テレビでマジシャンがマジックを披露しています。
種が全くわからないマジックは、「こんなの自分にはできない」「どうやるの!?」と思うはずです。
しかし、いざ種明かしをされると「なんだ、自分にもできそう」「練習すればやれるかも!?」と思ったりしませんか?
それと一緒で、フリーターや既卒からの就活方法やコツが分かってしまえば、
- フリーターや既卒でも
就職チャンスはある - がんばればアルバイトを
すぐに脱出できる
こんなふうに思うことができるわけです。
実際僕も「3年もフリーターをしていたら正社員は厳しい」と思っていましたが、就活を進めるうちに「自分にもチャンスはある」という考え方に変わりました。
なので、「フリーターや既卒は人生終了」と悩んでいるなら、フリーターの就活方法やコツを知ることからはじめましょう。
関連記事:早く就職したいフリーターがやるべき5つのこと【すぐ正社員になりたいなら必見】
【人生終了と諦める必要なし】フリーターや既卒から正社員になるコツ
ではここからは、フリーターや既卒から正社員になるコツをお伝えしていきます。
- 今日から就活を開始する
- フリーターや既卒が
就職しやすい仕事に目を向ける - 弱みをしっかり
フォローできるように準備 - ひとりで就活をがんばろうと思わない
今日から就活を開始する
まずは、1日でも早く就活を開始することが大切です。
なぜなら、フリーターや既卒の就職率は、ブランクが長くなるほどに下がってしまうからです。
【フリーターの就職率(フリーター期間別・男女合計)】
- 6ヶ月以内 64%
- 7ヶ月から1年 58.3%
- 1年から2年 52.2%
- 2年から3年 58.9%
- 3年超 48.9%
引用データ:厚生労働省HPより抜粋
厚生労働省が調べた上記のデータを見ても、フリーター歴6ヶ月以内では64%が就職をしているのに対し、3年を超えると50%に満たない数字になっています。
フリーター歴が長くなってしまうと、就職のモチベーションはどんどん下がりますし、ブランクに対して採用担当者も不安を感じます。
なので、早めの就活が就職チャンスを逃さないカギになるんです。
また、フリーターや既卒者などの「未経験者」を採用する企業は、基本的に年齢の若い人材を優先的に採用する場合が多いです。
未経験者の採用では、
- やる気や熱意
- ポテンシャル(将来性)
- 指導のしやすさ
などを重視するため、若い人材のほうが好印象に繋がりやすいためです。
実際、未経験で応募できる求人の数は、年齢が上がるにつれて減少することもわかっています。
フリーターや既卒から正社員を目指すなら、1日でも早い就活スタートを心がけましょう。
フリーターや既卒から就職しやすい仕事に目を向ける
- フリーターを雇ってくれる会社はない
- 既卒が応募できそうな求人が見つからない
このように思っているフリーターの方は多いかもしれません。
たしかにフリーターは、新卒や転職者に比べれば不利です。
しかし、多くの場合は、
- 仕事の選びすぎ
- 選び方が適切ではない
このような理由でなかなか良い求人を見つけられないケースが多いです。
仕事を探すときは、フリーターや既卒から就職しやすい仕事に目を向けてみてください。
具体的に「就職しやすい仕事」というのは、以下のような仕事です。
- 人手が足りない業界
- 未経験歓迎が多い職種
言うまでもありませんが、人手が足りない業界は求人が多くなります。
採用の難易度も低く、その反面人手不足を補うために給料は高い場合もあるので、フリーターから就職しやすいわけですね。
とくに以下の業界は、人手不足の割合が高く狙い目です。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
介護や運輸、IT情報通信、サービスといった業界は、慢性的に人が足りないと言われているので、チェックしてみてください。
また、そもそも未経験歓迎の求人が多い職種に目を向けるのもひとつの方法です。
以下は、マイナビが調査した「未経験歓迎の割合が多い職種」をまとめたデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験歓迎が多い職種は就職しやすいだけではなく、
- 研修制度の充実
- 同期入社も未経験
- キャリアアップ制度
このようなメリットも期待できるので、フリーターにとっては働きやすいと言えます。
まずは就職しやすい仕事に目を向けて、そのなかから自分がチャレンジできそうな求人にアプローチしてみてください。
それだけでも就職チャンスがグンとアップするはずです。
弱みをしっかりフォローできるように準備
面接を乗り切れる気がしない。。。
質問されたらどうしよう。。。
こんなふうに悩む方も多いはずです。
就活では「フリーター歴=弱み」になりやすいので、不安ですよね。
そこでおすすめしたいのは、弱みに対するフォローをしっかり準備しておくことです。
基本的には、以下の3ステップを意識してフォローします。
- 質問の答えを正直に伝える
- 反省点・気づきなどを話す
- 今後はどうしていきたいかを伝える
例えば面接官に
アルバイトをしているのですか?
と質問されたとします。
その場合は、以下のようなイメージで回答をします。
やりたいことが分からずに就職を諦めてしまった。
安易な考えだったと反省している。
しかし、自分と向き合う時間を持てたことで本当に挑戦したい分野が見つかった。
就職できたら1日でも早く職場に無くてはならない存在に成長したい。
このように、質問の答えだけでなく、反省点や気付き、今後の展望も併せて伝えることがポイントになります。
面接官や採用担当者が「弱み」に関する質問をする背景には、
- やる気や熱意があるか
- 過去から学べる人材か
- どんな人間性をもっているか
などを判断したいという考えがあります。
なので、ウソをついたり答えを濁すよりは、
- 質問の答えを正直に伝える
- 反省点・気づきなどを話す
- 今後はどうしていきたいかを伝える
この3ステップを意識して回答をしていきましょう。
ここを乗り越えることができれば、企業側に良い印象を与えることができますよ。
ひとりで就活をがんばろうと思わない
最後のコツは、就活をひとりでがんばろうと思わないことです。
きっと多くの方は、「就活=ひとりでがんばらなくてはいけない」と思っていますよね。
でもぼくの経験から言って、就活はひとりでがんばる必要はありません。
なぜなら、フリーターから正社員になるのは簡単ではないですし、挫折しやすいからです。
実際、
- どんな仕事を選ぶべきか
- 面接で何をアピールすべきか
- 企業と上手にやりとりできるか
など不安だらけですし、そもそも何から始めるべきかわからない人も多いと思います。
そんな状態でたったひとりがんばっても、途中で挫折してしまう可能性大です。
幸い今は、フリーターの就活を無料でサポートしてくれるサービスがたくさんあります。
- ハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などでは、キャリアアドバイザーやカウンセラーに就活の相談をしたり、仕事を紹介してもらうこともできます。
もしかすると「他人にサポートしてもらうのはちょっと…」と思うかもしれませんが、やはり専門家の力を借りたほうが、就活はグッと楽になります。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
就職エージェントを活用することで、
人生終了って思ってたんだろう…
自分の思い込みだった
と感じるはずです。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、フリーターやニートなどの未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
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などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
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- マンツーマンサポート
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そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
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登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
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- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。