これから就職なんてできるの?
正社員になるのは無理?
将来が不安だな。。。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
ニート生活や無職歴が3年を超えると、社会復帰できるのか、今から正社員になれるのか不安になりますよね。
実は僕も就職する前はフリーター・ニートをしていたので、悩む気持ちはよくわかります。
焦りますよね。
結論から言うと、ニート歴が3〜4年の20代なら、まだまだ就職チャンスはあります。
しかし、きちんとコツを押さえて就活を進めないと、なかなかニートから脱出できないのも事実です。
そこで今回の記事では、僕の就活経験や人事目線をもとに『ニート歴3〜4年の無職から就職するコツ』をまとめました。
【就活のコツ】
- メンタルを整える
- スモールステップを意識する
- ギャップを意識する
- 就職ハードルが低い仕事を狙う
- ひとりで無理をしない
ニート歴3年〜4年で就職するならメンタルを整える【就活を前向きに考える】
ニートから就職をするなら、まずはメンタルを整理することが大切です。
無職期間が3年、4年もあると、
「どこにも雇ってもらえないかも」
「今からがんばっても遅い」
「自分は役に立たない」
このように、ネガティブになりがちです。
「就職しなきゃ」とは思う反面、「就活なんて無理ゲーだ」と思ってしまう人は多いのではないでしょうか。
僕の経験上ですが、ネガティブな姿勢は、ネガティブな結果を引き寄せます。
「無理だ」と思いながら就活をすると、本当に内定は取れません。
なので、まずは就活を前向きに考えるようにメンタルを整えることが先決です。
結局就活は自分自身との戦い
そこでおすすめしたいのは、
- ニートの就活に関するネガティブな情報は見ない
- 成功者の本を読んでみる
ということです。
ネットを見ていると、
「ニート歴が3年以上になると就職は無理」
「無職は人生終わり」
といった情報もありますが、真偽は置いておいて、ネガティブな情報を見ても正直なんのプラスもありません。
これから就職したいと考えているなら、ネガティブな情報には触れないようにしたほうが無難です。
また、世の中にはフリーターから社長になった人やニートから成功した人もたくさんいます。
そういう人の本を読むことで、モチベーションが上がりますし、「自分もがんばれば大丈夫だ」と前向きになれます。
結局就活は、自分自身との戦い(諦めずにがんばれるか)です。
人手不足の業界や企業は増加している=就職チャンスは増えている
また、現実的な話をすると、現在は人手不足の業界や企業が増加傾向にあります。
新卒採用も難しいため、あえて既卒者やフリーター、ニートを狙って採用活動をする企業も増えています。
以下のデータでは約半数の中小企業が人手不足を抱えていることもわかっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手が足りないということは、
- 求人が増える
- 就職のハードルが下がる
つまり、「就職チャンスが増えている」という裏返しです。
たとえニート期間が3年、4年あったとしても、人手を必要としている業界や企業はたくさんあります。
スモールステップを意識した就活をする【ニート歴3年〜4年のブランクを乗り越える】
ニート歴3年〜4年のブランクを乗り越えて就活するには、スモールステップを意識するのがおすすめです。
3年〜4年の無職期間があると、
「就活したいけど自信がもてない」
「なかなか一歩が踏み出せない」
という人がほとんどだと思います。いきなり全力疾走をしても、すぐにバテるのは目に見えています。
なので、無理はせずに小さな一歩(スモールステップ)を積み上げるイメージで就活をスタートさせましょう。
具体的には、
- やるべきことを細分化する
- 1日に必ず1つ「やるべきこと」を消化する
- それを積み上げる
このようなサイクルを習慣化することを目標にすると良いですね。
例えば、
- 今日は早起きをしてみる
- 明日は履歴書を買いに出かける
- あさってはスーツの下見にいく
- 今週中に転職情報サイトを3つ登録する
このようにどんな小さな一歩でもいいので、1日に1つやるべきことを積み上げるのがポイントです。
ニート歴が3年〜4年あるのに、いきなり就活のすべてを1日2日で終わらせることはできません。
一般的な転職活動も2〜3ヶ月かかるのは普通なので、まずは一歩でも前に進めれば良しと考えて行動していきましょう。
ギャップを意識して就活に臨む【ニート歴3年〜4年でも期待できると思わせる】
ニートから就職をするなら、ギャップを意識して就活に臨むことも大切です。
3年〜4年ニート歴があると、当然就活は不利になります。
面接官や採用担当者には、
ちゃんと仕事ができるか不安。。。
やる気があるんだろうか。。。
こんなふうに思われてしまうからです。
僕が就活をしたときも、「どうせ遊んでいたのでは?」と白い目で見られたことがあります。
でも、実はそんな「一般的なニートのイメージ」にこそ、巻き返しのチャンスがあるんです。
- 仕事ができそうにない
- すぐに辞めそう
- 周りと馴染めなそう
こんなイメージがあるニートの就活者が、実は、
- きちんと挨拶ができる
- 仕事内容をしっかり把握している
- やる気や熱意がある
- 自己PRが的確
こんな面接を展開したら、どうでしょうか。
面接官や採用担当者はきっと、
この人はしっかりしている。
期待できる人材かも。。。
と「大きなギャップ」を感じるはずです。
人間は、ギャップが大きい出来事ほど記憶に残りやすいですし、好印象を受けやすくなります。
例えば、すでに「美味しい」と評判のお店でご飯を食べた場合、「やっぱり美味しいな〜」程度に感じることが多いと思います。
もしくは、「期待していた割には普通」と感じるかもしれません。
ですが、とくに期待せずに立ち寄ったお店のご飯が美味しかったら「いいお店見つけた!これはラッキーだ」と嬉しさが倍のはずです。
面接でギャップを与える3つのコツ
面接でギャップを与えるコツといえるのが、以下の3つです。
- 挨拶をきちんとする
- 過去から学んだことを伝える
- 将来どうしたいかをアピールする
面接の第一声は「挨拶」ですよね。相手をしっかり見て大きな声を心がけるだけでも良い印象が残ります。
また、ニート生活で感じたことや反省点を伝えることで、「過去から学べる人材だ」と印象づけることができます。
そして、就職後にどんな活躍がしたいか、どんなキャリアを歩みたいかをアピールすることで、「やる気や熱意」を伝えられます。
就職ハードルが低い仕事を狙う【ニート歴3年〜4年でも就職しやすい仕事を見極める】
ニート歴3年〜4年で正社員を目指すなら、就職ハードルが低い仕事を狙うことも大切です。
「就職ハードルが低い」というのは、「面接が受かりやすい」「未経験でも挑戦しやすい」仕事、ですね。
もちろん、就きたい仕事や業界がある場合は、まずはチャレンジしてみるべきです。
ですが、ニートから就職する場合は仕事を選びすぎるのはNG。
「この業界しか考えられない」
「絶対に◯◯の仕事に就く」
など、拘りすぎるといつまで経ってもニートを抜け出せない原因になってしまいます。
ニート期間を長引かせるよりは、就職しやすい仕事を狙って正社員になることを目標にしてみてください。
「就職ハードルが低い仕事」というのは、具体的には以下のような仕事です。
- 人手不足の業界
- 未経験の受け入れが多い職種
先程、「人手不足が増加している」とお伝えしましたが、とくに人手不足の傾向が激しい業界は狙い目です。
日本商工会議所が発表している「人手不足の割合」に関するデータをみてみましょう。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
介護業界や運輸業、建設業、サービス業などは人手不足の割合が非常に高い業界と言えます。
また、情報通信・サービス(IT業界)業界は、今後も伸びが期待できる(将来性がある・キャリアにプラス)ため、未経験の就職にはとくにおすすめです。
未経験者の受け入れが多い職種として一般的なのは、以下のとおりですね。
- 営業職
- 事務職
- エンジニア職
- 介護職
- 販売職
- サービス職 など
営業や介護などは敬遠する人が多いかもしれませんが、就職する職場次第でイメージはガラリと変わります。
まずは毛嫌いをしないで、求人内容や企業情報をチェックしてみてください。
ニートから就職するならひとりで無理をしない【3年〜4年のブランクを乗り越える】
最後のコツは、「ニートからの就活は絶対にひとりで無理をしない」ということです。
ニートから就職するのは、決して簡単なことではありません。まして3年〜4年無職期間があると、
「どんな仕事が合っているかわからない」
「面接や書類でアピールすることが思いつかない」
「そもそも何からはじめていいかわからない」
このように悩むはずです。
そんな状態で就活をひとりでがんばっても、挫折するのは目に見えていると思いませんか?
実際僕も、一度就職をあきらめてフリーターに舞い戻ったことがあります。就職の悩みをたったひとりで抱えるのは、正直かなりしんどいです。
なので、ニートから就職を目指す場合は、ひとりで悩まないように前もって対策することを強くおすすめします。
具体的には、就職をサポートしてくれる機関やサービスを活用すれば安心です。
- ハローワーク
(わかものハローワーク) - サポステ
- 就職エージェント
など、最近はニートの就活をサポートしてくれるサービスが充実しているので、どんどん活用していきましょう。
とくに民間企業が運営する就職エージェントは、求人を出している企業とつながりが強いので
- 自分に合う仕事を紹介してもらいやすい
- どんなアピールをすれば好印象かアドバイスが的確
- 細かい企業情報を教えてもらえる(職場の雰囲気や上司の人柄なども)
このように就活がグッと楽になります。
もしかすると、「ニート歴があるから相談するのが恥ずかしい、サポートしてもらえなそう」と思う人もいるかもしれませんが、全く気にする必要はありません。
ニートやフリーターなどの未経験者を専門にしている就職エージェントを選べば、気兼ねなく相談できますよ。
ニートの就活を相談しやすい就職エージェント
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。