ニートだけど再就職できる?
今は無職。。。
就職するにはどうしたらいい?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
新卒でニートになってしまうと、キャリアをやり直せるか不安になりますよね。
僕も就職前にフリーター・ニート経験があるので、その気持ちはよくわかります。
「そもそも正社員になれるのか」
「自分を雇ってくれる会社があるのか」
と、不安でいっぱいでした。
しかし、新卒ですぐに会社を辞めたばかりなら、まだまだいくらでもやり直すチャンスはあります。
悩んでいるよりは、就職に向けて動き出したほうが良いです。
ただし、しっかりコツをおさえて就活を進めることが大切です。
そこでこの記事では僕の就活経験と人事目線をもとに、「新卒でニートになった人が必ず押さえておきたい就活術」をまとめてみました。
- 早めに行動する
- 退職理由をフォローする
- 新卒との違いを理解する
- ひとりで悩まない
新卒ですぐに退職したニートが再就職を目指すなら【早めに動き出す】
最初に押さえておきたいのは、新卒ニートが再就職を目指すなら早めに行動したほうが良いということです。
その理由はズバリ、
- 若ければ若いほうが優遇されやすい
- ニート期間は短いほうがチャンスがある
このような傾向があるからです。
新卒ニートが就職する場合、当然「未経験者」として会社に就職しますよね。
実は、未経験者を募る求人の数は25歳を境にどんどん減少していくと言われています。
例えば、25歳で応募できる(採用見込みがある)求人数よりも、27歳になったときに応募できる求人の数は少なくなるイメージですね。
また、就職率に関してもブランク期間が長引くにしたがって就職できる可能性は減ってしまうこともわかっています。
以下は、厚生労働省がフリーターの就職率を「フリーター期間別」に調査したデータです。
【フリーターの就職率(フリーター期間別・男女合計)】
- 6ヶ月以内 64%
- 7ヶ月から1年 58.3%
- 1年から2年 52.2%
- 2年から3年 58.9%
- 3年超 48.9%
引用データ:厚生労働省HPより抜粋
このように、フリーター半年以内は6割以上が就職していますが、3年を超えると就職率は50%にも満たなくなっています。
どうしてこのような傾向があるかというと、ニートやフリーターなど未経験者を採用する企業は、以下の3つのポイントを重視するからです。
- 将来性
- やる気・熱意
- 人柄
若い人材のほうが将来性はありますし、ニート期間が短いほうがやる気や熱意を感じます。
また、「社内に溶け込めるか」「正社員としてやっていけるか」などの人柄を見るときも、ニート歴が長すぎると不安要素として映ってしまいます。
ニートからの就職に自信がもてないときは
就活に自信が
もてないんだけど。。。
こんなふうに悩む人もいるかもしれません。
実際僕も、自分に引け目を感じて就活に消極的な時期がありました。
しかし、時間が経つほどますます自信はなくなってしまいますし、ニート生活から抜け出すのも難しくなります。
逆に、新卒でニートになったばかりなら、まだまだ若さもポテンシャルもあります。
つまり、やり直すチャンスはいくらでもあるわけです。
今がんばってしまえば、半年後もしくは1年後は社会人生活をエンジョイしているかもしれません。
退職理由をフォローする【新卒ニートの就職を成功させるカギ】
次に押さえておきたいのは、退職理由や新卒でニートになった経緯はきちんとフォローするということです。
新卒ニートが就活するときにもっとも不安なのは、面接官や採用担当者に、
- どうしてすぐに会社を退職したのか?
- ブランクがあるのはなぜか?
- 正社員としてやっていけるのか?
このような質問をされることではないでしょうか?
突かれたらどうしよう…
と不安になる人は多いはずです。
なので、あらかじめ「弱み」に対する質問のフォローを準備しておくことが大切です。
具体的には、以下の3つの流れを意識してフォローを組み立てるのがおすすめです。
- 質問を受け止める・正直に答える
- 何を得たか・学んだかを伝える
- 今後はどうしていきたいかを話す
3つの流れで面接官や採用担当者に好印象を与える
例えば、「新卒で入社した会社をすぐに辞めてしまった理由」を質問された場合は、
今のままでは自分が進みたいキャリアは目指せないと感じ退職を決意した。
ブランクは出来たが、自分としっかり向き合う時間をもてたことで、本当に進むべき道が見えた。
就職できたら、すこしでもはやく戦力になれるように精進していきたい。
このように、理由だけではなく、「学び」「今後の展望」も併せて伝えましょう。
基本的に新卒のニートやフリーターを採用する企業は、弱みに関する質問をすることで、
- 将来性はあるか
- 過去から学べる人か
- どんな人柄か
などをチェックしています。
面接官の質問を怖がるのではなく、
- 質問を受け止める・正直に答える
- 何を得たか・学んだかを伝える
- 今後はどうしていきたいかを話す
これらを意識したフォローを心がけましょう。
そうすれば、面接官や採用担当者に好印象を与えることができるはずです。
新卒就活との違いを理解して就活を進める【失敗しないニートの就活術】
3つ目のポイントは、新卒就活との違いを理解しておくことです。
ニートから就職する場合、就活方法が新卒時とは異なります。
とくに以下の3つは注意すべきです。
- 自分から積極的に行う
- 就職しやすい仕事を狙う
- ブラック企業対策を徹底する
自分から積極的に行う
例えば、新卒の就活では、
- 企業説明会が行われる
- 求人が出揃う時期が決まっている
- みんな同時期に就活をはじめる
このような傾向がありますよね。
就活シーズンに合わせて動いたり、レールに乗って就活をするイメージではないでしょうか。
でも、ニートから就職する場合、自分に合う求人がいつ現れるか予測できませんし、一緒に就活をする仲間がいるわけでもありません。
すべては「自分次第」です。
つまり、ニートから就活する場合、新卒のとき以上に積極性をもって就活をする姿勢が求められるというわけです。
常に求人に目を光らせたり、自分から行動することがとても大切ということは頭に入れておいたほうが良いですよ。
就職しやすい仕事を狙う
求人を探すときは、未経験者が就職しやすい業界や仕事を狙うことも大切です。
ニートが就職する場合、新卒時に比べれば就職チャンスは減っています。
仕事を選びすぎてしまうと、
- なかなか就職できない
- ニート期間が長くなる
- ますます自信がなくなる
このような悪いループにハマってしまいます。
もちろん、やりたい仕事があるなら挑戦すべきですが、まずは就職できる可能性の高い求人にアプローチしてみることも大切です。
例えば、未経験者の採用実績が多い職種は以下のデータが参考になるはずです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者の採用実績が多いということは、
- 研修制度が充実している
- 同期も未経験者が多い
こうした可能性があるので、職場に馴染みやすいという特徴もあります。
こだわりすぎて就活が進まないという状況だけは避けたいので、未経験者が就職しやすい業界・仕事へのチャレンジは必須ですね。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
ブラック企業対策を徹底する
残念ながら、再就職を目指す新卒のニートはブラック企業のターゲットになってしまいます。
いくら採用のハードルが低くても、
- 長時間労働で休みがない
- いきなり現場に放り出される
- 給料が低くて生活できない
こんな職場では、また早期離職につながってしまいますよね。
退職を繰り返してしまうと、さらに再就職は厳しくなってしまいます。
なので、新卒の就活時以上にブラック企業対策を徹底しましょう。
具体的には、情報収集の精度を高めることが大切です。
最後の章でもお話ししますが、たったひとりで企業情報を集めるのには限界があります。
- 「どんな職場か」
- 「細かな仕事内容」
- 「上司はどんな人か」
などは、入社するまで知りようがないですよね。
ですので、求人情報サイトだけを頼るのではなく、エージェント系のサービスを活用して、キャリアアドバイザーを通じて情報収集をするのが安心です。
エージェントのキャリアアドバイザーは、紹介する企業を事前に訪問するなどして情報を集めています。
採用担当者とも打ち合わせをしているので、内部情報も詳しいです。
- 職場の雰囲気
- 上司の人柄
- 詳しい仕事内容
などもアドバイスしてくれるので、ブラック企業対策としても有効です。
関連記事:ニートの就職先はブラックしかない!?【ホワイトに就職するコツを解説】
就活は1人で悩まないことが大切【新卒ニートの不安は挫折につながる】
最後のポイントは、ひとりで悩まないことです。
新卒のニートから就職するということは、
- どんな仕事を選ぶべきか悩む
- 面接や書類対策が不安
- ニート歴があるから自信がない
そもそもなにから手を付けていいか分からないという人も多いはずです。
そんな状態でひとり就活をしても、挫折する可能性が非常に高くなってしまいます。
実際ぼくも一度就活を諦めた経験があり、再チャレンジをするのは大変でした。
なので、ひとりで就活を進めようと思わずに頼れるものはしっかり頼る姿勢が大切です。
具体的には、ハローワークやサポステ、就職エージェントなどの就活をきちんとサポートしてくれるサービスを活用するのがポイントです。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 希望に合う求人を紹介してもらいやすい
- 面接のコツを教えてもらいやすい
- 書類免除などのケースもある
このようなメリットがあります。
先にお話ししたように、ブラック企業対策としても有効です。
失敗しない就職エージェントの選び方
ただし、エージェント選びにもコツがあります。
有名なエージェント系サービスは、
- リクルートエージェント
- DODA
- マイナビエージェント
などですが、こうした総合型転職エージェントは、正社員経験がある転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
ニートや無職から(未経験者)の就職を専門的にサポートしてくれるエージェントを選んだほうが、自分に合う求人を紹介してもらえる可能性が上がります。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。