辞める?それとも続けるべき?
このような悩みを解決する記事です。
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
嫌いな仕事を続けるのって、しんどいですよね。
給料をもらえるのは良いとしても、毎日に張りがなく、幸福度は低いまま。今の仕事を10年20年続けると考えたら、ため息が出るはずです。
実は日本人は、「仕事にやりがいを感じていない人が多い」という事が、ビジネス系SNSのLinkedinの調査でも分かっています。(※調査対象26カ国中最下位)
そこで今回の記事では、仕事が嫌いで悩んだときの対処法をお話します。
- 仕事をよく理解できているかチェック
- 本当に仕事のすべてが嫌いかよく考える
- どんな仕事に転職できるか探る
ぜひチェックしてみてください。
仕事が嫌いと思うのはおかしなことじゃない【嫌いな仕事を続けるのはリスキー】
対処法の前に、ひとつだけ大事なことをお伝えします。
それは、嫌いな仕事を「嫌い」と思ったままずっと続けるのは、非常にリスキーだということです。
日本には、「石の上にも三年」ということわざがあるように、
『ひとつのことを耐え忍んで成果を出す=正解』
このような風潮がありますよね。
たしかに、継続してがんばるのはとてもすばらしいことです。時には、我慢して成果に結びつけることも必要です。
ですが、同じ期間を働くとしても、
- 「その仕事にやりがいをもって意欲的に動く」
- 「その仕事が嫌で受動的に動く」
1と2では、身につくスキルも評価も段違いです。
それを3年、5年と続けたら、やりがいをもって意欲的に働く人たちと、大きな差が生まれても不思議はないと思いませんか?
つまり、嫌いな仕事を嫌々続けるのは、キャリア的には大きなリスクと言えるんです。
今の仕事をしている以上、きちんと給料は出ると思いますし、それなりに生活は保証されているはずです。惰性で仕事を続けるのは、ある意味簡単です。
しかし、今後のキャリアのためにも、仕事が嫌いでしかたないと思ったら、なにかしら対処をしなくてはいけないタイミングだということは頭にいれておいたほうが良いですよ。
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仕事がつまらないときの対処法【辞めたいなら自分の可能性を探っておく】
仕事が嫌いでしかたないなら「仕事をよく理解できているか」チェック
1つ目の対処法は、「仕事をよく理解できていない可能性」を探ることです。
「食わず嫌い」という言葉は、誰でも聞いたことがありますよね。
意味は以下の通りです。
- 食べたことがなく、味もわからないのに嫌いだと決め込むこと。また、その人。
- ある物事の真価を理解しないで、わけもなく嫌うこと。
誰でも、見た目やイメージ、ちょっとかじった程度で「その物事」に対して苦手意識を持つことはあると思います。
でも、実際に「その物事」と深く関わってみると、意外に「面白い」と感じたり、「良さ」に気づくことがあります。
仕事の場合も、
「ミスをして苦手意識をもってしまった」
「ちょっと手を付けて自分に向かないと思った」
「最初からその仕事に良いイメージがない」
このように、最初に苦手意識をもってしまうと、
- 嫌いだから距離を置く
- 仕事を深く理解できないまま業務を進める
- 積極的になれない
このようなサイクルにハマってしまいます。
すると、仕事の本質や面白さを理解できないまま嫌々仕事をすることになります。
なので、仕事が嫌いで仕方ないなら、まずは「仕事の本質を理解しようと努力したか」をもう一度考えてみてください。
どんな仕事も、結局は「一歩踏み込んだコアな部分」を理解できていないと、ただの作業になってしまったり、成績や評価には繋がりません。
本来仕事は、理解が進めば進むほど面白いということを知っておきましょう。
本当に仕事のすべてが嫌いかよく考える【好きな業務やシチュエーションをクリアに】
2つ目の対処法は、「本当に仕事のすべてが嫌いか」をチェックすることです。
「仕事が嫌い」とひと口に言いますが、実際は特定の業務が嫌いだとか、特定のシチュエーションに苦手意識を持っているケースが多いのではないでしょうか。
例えば、
「ミーティングが嫌い」
「取引先に行くのが苦手」
「ノルマ達成ができないから嫌い」
「クライアントのご機嫌取りが苦手」
こんな感じです。
「今の仕事はすべてが嫌い」という人もいると思いますが、冷静に考えれば、嫌いな業務もあれば、得意な業務もあるはずです。
なので、まずは嫌いな業務やシチュエーションと得意な業務、好きなシチュエーションをクリアにすることが大切です。
そして、嫌いな業務ではなく、得意だったり好きな業務にフォーカスしましょう。
得意な業務をがんばって成果を出せば、周りに認められますよね。
すると、あなたには「得意な業務」が自然と回ってくるようになります。
嫌いな仕事の割合は減って、得意な仕事をやっていれば良い状態を作るわけです。
もちろん、結果が出るまでは時間がかかりますし、嫌いな仕事がすべてなくなるわけではありません。
ですが、どんな会社でも最初から100%好きな仕事ができる環境は稀です。
なので、
- 自分が得意な業務で結果を出す
- その分野の「スペシャリスト」という立ち位置を確立する
このような目的で仕事を取り組むのが賢いと言えます。
仕事が嫌いでしかたないなら無理に続けず転職を考えるのもアリ
3つ目の対処法は、「無理に続けずに転職を考える」です。
ここまで、仕事を辞めずに対処する方法をお話ししましたが、
「食わず嫌い」とは違う
得意な業務が見当たらない
とにかく嫌いでしかたない
というなら転職を考えるのもアリです。
最初にお話ししたように、嫌いな仕事を嫌々続けるのはリスキーですし、そもそも毎日が楽しくありませんよね。
人は、人生の約3分の1を仕事に費やすと言われているので、仕事がつまらないというのは、言ってしまえば人生がつまらないのと一緒です。。。
なので、ここはひとつのキャリアマネジメントだと思って、新しいステージに目を向けてみましょう。
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仕事を辞めたい理由5つ&仕事を辞めたい時に考えるべきたった1つのこと
準備をせずに「嫌いだから仕事を辞める」はリスキー
とはいえ、「仕事が嫌いだから辞めてしまえ」というのは、さすがにリスキーです。
なにも準備をせず今の仕事を辞めてしまうのは、絶対にNGです。
そこでおすすめしたいのは、転職エージェントを使って「どんな仕事に転職できるか」をシミュレートすることです。
例えば、
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
などの「エージェント」と呼ばれる転職サービスを使えば、無料で自分に合う仕事を紹介してもらうことができます。
さらに、
- 転職することで年収は上がるか
- 今は転職に良いタイミングか
- どんな求人がフィットしているか
などもアドバイスしてもらえます。
リクナビNEXTなどの「転職情報サイト」で求人を探してみるのも良いですが、今の仕事を本気で辞めたいなら転職エージェントを活用しましょう。
仕事にやりがいや喜びを求めるのは至って自然なことです。
世の中には数え切れない仕事があるので、新しいステージに目を向けてみましょう。
転職を成功させるには、サポート力が高く相談しやすい転職エージェントを使うのがポイントです。
なぜなら、
- 自分に合う求人を紹介してもらいやすい
- 転職のコツ・ノウハウを吸収できる
- 情報収集が圧倒的に捗る
このようなメリットがあるからです。
以下の記事では、サポート力が高く相談しやすいエージェントをまとめました。ぜひチェックしてみてください。