でも、高卒の18歳が
正社員になるのは厳しい?
ニートを脱出したい。。。
高卒だとブラックばかり?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
就職をしたくても、学歴や職歴が気になって1歩を踏み出せない人は多いはずです。
僕もフリーターから就職した経験があるので、不安な気持ちはわかります。
「正社員なんて無理ゲーでは?」と思いますよね。
たしかに、新卒や大卒者と比べて就職が難しくなるのは事実です。
しかし、今18歳という年齢なら、たとえ高卒のフリーターやニートでも就職チャンスはあります。
これから頑張れば、いくらでも巻き返しは可能です。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとに「18歳の高卒フリーター・ニートから就職するコツ」をまとめました。
- 就活の良い面を考える
- 企業が求める人材像を把握する
- イメージをくつがえす
- 就職しやすい仕事に目を向ける
- バックアップしてもらう
18歳の高卒フリーター・ニートは本当に就職できる?【就活の良い面を考える】
もしかすると、
就職チャンスはあるって本当?
と思った人もいるかもしれません。
ネットを見ると「フリーターになったら人生真っ暗」「ニートは就職できない」みたいな情報もあるので、不安になるのも当然ですよね。
しかし、「18歳の高卒フリーターやニートは就職チャンスがある」とお伝えしたのにはちゃんと理由があります。
具体的には以下の2つです。
- 人手不足が拡大している
- 新卒採用が難しくなっている
ご存知のかたも多いと思いますが、現在は人手不足を抱える業界や企業が増えています。
商工会議所が調査したデータを見ても、半数以上の中小企業は人手不足状態にあることがわかっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人が足りないということは、当然企業は求人を増やし採用時の難易度も下げる傾向にあります。
つまり、就職チャンスは増えるわけです。
また、近年は新卒人気が高いので、新卒を採用したくても人材確保をできない企業も増えています。
こういう企業は、「第二新卒者」や「既卒者」、「未経験者」を積極的に採用します。
このように現在は、高卒の18歳で学歴に不安があっても、就職チャンスに恵まれやすい状況というわけです。
未経験者の就活は若いほうが有利になりやすい
さらに、未経験者の就活は基本的に若いほうが有利になりやすい傾向があります。
なぜなら、未経験者を採用する企業は、
- 熱意やバイタリティ
- 将来性
- 育てやすさ
を重視するため、フレッシュで年齢の若い人材に人気が集まるからです。
18歳という「若さ」は、就活のアドバンテージになるわけです。
僕が就活をしたときもそうでしたが、
就職なんて無理だ…
とネガティブな気持ちで就活をすると、その雰囲気は採用担当者や面接官に伝わってしまいます。
学歴や経歴に不安があると自信がもてないのは当然ですが、最初から無理だと思っていたらせっかくのアドバンテージ(若いこと)を活かせません。
なのでまずは、「就職チャンスは十分にある」と考えて前向きに就活を進めましょう。
期限を決めて1日も早く就活をはじめよう
そこでおすすめしたいのは、
- 1日も早く就活をはじめる
- 期限を決めて就活に取り組む
という2点です。
就活は、後回しにすればするほどモチベーションは下がります。
さらに、就職率もどんどん低下するというデータもあります。
【フリーターの就職率(フリーター期間別・男女合計)】
- 6ヶ月以内 64%
- 7ヶ月から1年 58.3%
- 1年から2年 52.2%
- 2年から3年 58.9%
- 3年超 48.9%
引用データ:厚生労働省HPより抜粋
なので、18歳の今、1日でも早く就活をはじめることがなによりも大切です。
そして、前もって就活の期限を設定しておくこともおすすめです。
例えば、
就活を終わらせる!
というように、自分なりの目標を決めましょう。
もちろん、就活は予定通りに進まない場合が多いですが、目標の期日を設定しておいたほうが
- モチベーションが上がる
- 良い緊張感が生まれる
- スケジュールを組みやすい
など、様々なメリットがあります。
目標がないままダラダラ就活を進めると、後回しになりがちですし、モチベーションを保つのも難しくなってきます。
なので、自分なりに目標を決めて、そこに向かって就活を進めることが就職チャンスを逃さない秘訣と言えます。
関連記事:早く就職したいフリーターがやるべき5つのこと【すぐ正社員になりたいなら必見】
【学歴やスキルがないと悩んだら】企業は18歳の高卒フリーター・ニートに何を求めているかを知る
もしかすると、
学歴もないしスキルもない
就職できるか不安。。。
こんなふうに思っている人は多いかもしれません。
大学や専門学校進学を考えたり、資格を取ろうと思っている人もいるのではないでしょうか?
たしかに、学歴や資格はもっているに越したことはありません。
チャレンジするのも一つの方法です。
しかし、学歴や資格があれば必ず就職できると思い込むのはNGです。
どういうことかというと、基本的に高卒の18歳(フリーター・ニートなどの未経験者)を採用する企業は、そもそも学歴や経験(資格など)を求めてはいません。
もちろん、学歴や経験が関係ないというわけではありませんが、そもそも学歴や経験を重視する企業は、最初から新卒者や社会人経験がある転職者しか相手にしません。
なので、自分の足りないところを悩むよりも
18歳の高卒フリーター・ニートを採用する企業は何を求めているか
を考えることで、正社員になるチャンスはグンとアップします。
関連記事:【フリーターやニートの就職に資格取得はあり!?】知っておきたい資格の見極め方
企業が求めているのは「将来性」「熱意」「人間性」
では、具体的に18歳の高卒フリーター・ニートを採用する企業は何を求めているのでしょうか?
以下の3つを期待する企業が多いと言えます。
- ポテンシャル(将来性)
- やる気・熱意
- 人柄・人間性
高卒のフリーターやニートを採用する企業は、そもそも経験やスキルを期待してはいません。
そのため、やる気やバイタリティなど人間的な部分を重視します。
また、「今後活躍してくれるかどうか」を考慮して将来性を評価する場合も多いです。
転職サイトのマイナビが調査した「第二新卒の採用で重視した基準」のデータを見ても、同じような結果になっています。
【第二新卒の採用で重視した基準】
- 入社意欲の高さ 41.5%
- 一緒に働ける人材か 36.5%
- 社内と合いそうな人柄か 33.7%
参照データ:マイナビ転職より一部抜粋
ここでも、「入社意欲」「人物像」などを重視していることが分かりますよね。
なので、「18歳の高卒フリーター・ニートだから学歴もスキルもない」と悩むよりも、
- 入社後にどんな活躍をしたいか伝える
- しっかり熱意・やる気をアピールする
- 自分の人柄が伝わるエピソードを用意
このようなアピールをしましょう。
これらをきちんと伝えることができれば、18歳の高卒フリーター・ニートにも就職チャンスはあります。
就活では「18歳の高卒フリーター」というイメージを覆すのがポイント
続いてのポイントは、イメージをくつがえすことです。
残念ですが、「18歳で高卒のフリーター・ニート」という肩書には、あまり良いイメージがありません。
- 社会人マナーがなっていない
- すぐに辞めてしまいそう
- 仕事ができない・だらしない
こんな感じです。
僕がフリーターから就職したときもそうでしたが、何度も「どうせフリーターでしょ」という目で見られました。
しかし、実はこうした18歳の高卒フリーター・ニートに対するマイナスイメージをうまく利用すれば、就活を有利に進めることも可能になるんです。
どういうことかというと、人間は「大きなギャップを感じると普段よりも高い評価(または低い評価)をする」という傾向があります。
つまり、良い意味のギャップを感じれば感じるほど、好印象をもちやすくなるんです。
例えば、「社会人マナーがなっていない」「すぐ辞めそう」と思われがちな高卒の18歳フリーター・ニートの応募者が
- 挨拶や言葉遣いが
しっかりしている - 就職にかける
意気込みが強い - 自己アピールが的確
このような面接を行ったら、採用担当者はどう思うでしょうか?
きっと、面接官の印象は
しっかりした人だな。
採用したら
頑張ってくれそうだな
このように変わります。
誰しも「高卒のフリーター・ニート」にはマイナスの先入観があります。
そのため、基本的なことをしっかりやるだけでも、ギャップの力で良い印象を与えることはできるんです。
そして、基本的なことを注意するのはさほど難しいことではありません。
例えば、
- 社会人マナーを徹底する
(挨拶や言葉遣いなど) - 入社後の展望を伝える
- 誤字脱字に気をつける
- 熱心に面接官の話を聴く
- 仕事に関する勉強をしているとPR
などは、特別なスキルがなくても誰でもできます。
関連記事:フリーター・ニートだからって見下されるのはもう嫌【劣等感を力に変える考え方】
【可能性がアップ】18歳の高卒フリーター・ニートが就職しやすい仕事に目を向ける
続いてのコツは、「18歳の高卒フリーター・ニートが就職しやすい業界や職種」に目を向けることです。
きっと「仕事探し」については、
- どんな仕事を選んだらいいかわからない
- やりたいことが見つからない
- 逆に興味あっても求人がない
このように悩んでいる人は多いと思います。
やりたい仕事がないと就活は進みませんし、選びすぎてもなかなか内定は出ません。
なので、まずは就職しやすい仕事に目を向けて、就活を進めるのがおすすめです。
具体的に18歳の高卒フリーター・ニートが就職しやすいのは、以下の2つを満たした仕事です。
- 人手不足の業界
- 未経験の受け入れが多い職種
人手不足の業界
先ほどもお話ししたように、人手不足の業界は求人が多く、採用の難易度も低めになります。
そのため、フリーターやニートでも就職チャンスが多くなります。
具体的に人手不足の割合が多い業界は、以下の通りです。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
介護や運輸、建設、もしくはサービス業やIT系の業界は、慢性的に人手不足となっています。狙い目の業界ですね。
未経験者歓迎の割合が多い職種
また、そもそも未経験者の受け入れ実績が豊富な職種に目を向けるのも大切です。
以下のマイナビが調査した「職種未経験者歓迎の割合が多い職種」が参考になります。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者の採用が多い職種は、就職の難易度が低いだけでなく、
- 研修制度の充実
- 未経験でスタートする
同僚が多い - キャリアアップしやすい
などが期待できるため、18歳のフリーターやニートから就職する場合も安心です。
ちなみに僕がおすすめできるのは、IT系の業界や営業系の仕事です。
IT系は今後も伸びるので給料や待遇に反映されやすいですし、スキルを磨けば18歳の高卒フリーター・ニートでもキャリアアップできます。
営業系は、結果を出しさえすれば未経験でも高収入が可能ですし、営業スキルは万能なのでキャリアの大きなプラスになります。
もしかするとこうしたデータを見て、
ブラックが多そう…
厳しいでしょ
と思う人もいるかもしれませんが、結局は企業(職場)次第です。
きちんと情報を集めれば、就職がしやすい高待遇の求人もあります。
また、「介護業界=介護職」「建設業界=建設作業員」というイメージがあるかもしれませんが、
介護業界で
事務職に就く
建設業界で
営業職に就く
などの働き方もあります。
最初から可能性を閉ざしてしまうよりは、18歳のフリーターやニートから就職しやすい仕事に目を向けて、広い視野で仕事探しをしてみましょう。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
18歳の高卒フリーター・ニートは就活をバックアップしてもらうべき
最後にお伝えするコツは、就活はバックアップしてもらったほうがいいということです。
きっと、いざ就職しようと思っても、
- 仕事選びに自信がない
- 面接や書類作成が分からない
- そもそも何から
手を付けていいわからない
という人が大半だと思います。
そんな状態で就活を進めると、挫折する可能性が高くなります。
実は僕自身、就活がうまくいかずに諦めてフリーターに舞い戻った時期があります。
せっかくやる気になったのに、それでは意味がありませんよね。
なので、まずは就活をひとりで悩まない環境を作ることが大切です。
具体的には、キャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーに相談できるサービスを積極的に活用しましょう。
ハローワークやサポステといった国がやっているサービスを活用したり、就職エージェントに相談してみるのがおすすめです。
とくにメリットが大きいのは、就職エージェント系のサービスです。
民間企業が運営する就職エージェントは、求人を出す企業と結びつきが強いため
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 書類免除のケースもある
- 面接対策やアドバイスが的確
など、様々なメリットがあります。
また、キャリアアドバイザーは求人企業を訪問したり採用担当者と打ち合わせをしているので、
- どんな雰囲気の職場か
- 上司はどんな人柄か
- どんなアピールが最適か
などを知り尽くしたうえで仕事を紹介してくれます。
先ほど「就職しやすい仕事」をお伝えしましたが、こうした仕事は就職しやすい反面、ブラック企業や劣悪な職場に当たってしまうリスクもあります。
そのため、キャリアアドバイザーに相談しながら就活を進めたほうが、的確な情報が収集できて安全です。
もちろん、「就活は全部ひとりでやる」と決めている人にはおすすめできませんが、18歳のフリーターやニートから就活をするなら、エージェント利用は大きなアドバンテージになります。
18歳の高卒フリーター・ニートをしっかりサポートくれる就職エージェント
ちなみに就職エージェントは、フリーターやニートなどの未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。
そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。
登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
【不安を解消して優良企業に就職したい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
フリーターや既卒、ニートなど「未経験」から就職を成功させるには、未経験者専門のエージェントサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎求人が多い
- 就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談しやすい
このようなメリットがあるので使わない理由はありません。
以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。